ふるさと納税の基礎知識

ふるさと納税の仕組みをわかりやすく解説します!

「お肉やお米がもらえる!」「とにかくおトク!」などと耳にするふるさと納税。
でも、わかっているようで実はよくわかっていない……なんて方いませんか?
以前までそんな1人だった私だからこそできる、ふるさと納税の仕組みについてわかりやすい解説をお届けします。

時間がない方は目次の「【時間がない方のためのまとめ】」からどうぞ。

【ふるさと納税は地方自治体にお金を流すために生まれた寄付制度】

 

「ふるさと納税」というネーミングから、「ふるさと納税とは地域に納税することだよね?」と思ってしまいがちです。

しかしこれは勘違い!

ふるさと納税とは、各地方自治体に対して行う「寄付」のことです。

私たちは住んでいる地域(自治体)に住民税を払っていますよね。
そして、日本では東京をはじめとした首都圏に人口が集中しています。結果として首都圏は税金の実入りが多く、地方は少ないという格差が生じてしまいました。

ある地方自治体が税金を使いせっかく育てた子どもたちも、「育った田舎を出て、東京で就職する!」となれば、東京に地方税を納めることになります。

これでは地方の財政は立ち行かなくなってしまいますよね……。

この税金の実入りの格差を解消するために生まれたのが、地方自治体に寄付を促すための「ふるさと納税」というシステムなのです。

どこに住んでいる人でも応援したい地方自治体を自由を選んで寄付ができ、その地方が潤うということなんですね。

【ふるさと納税が爆発的に人気となった理由2つ】

しかし、各地方自治体に寄付をするということは以前でも可能でした。
それがふるさと納税という制度となってから人気が出たのには、2つの理由があります。

ふるさと納税人気の理由1、納税者の実質的な負担は変わらず、地方自治体を応援できる!

ふるさと納税をすると、あなたが本来払うはずだった税金(住民税・所得税)が安くなります
もしもあなたがどこかの自治体に10万円の寄付を行うと、翌年9万8000円分税金から引かれるのです!

ふるさと納税をしない場合、あなたの金額の負担は「納税分」です。

ふるさと納税をした場合、あなたの金額的な負担は「寄附金額+寄附金額分が引かれた納税分+2000円」となります。

だから最終的にあなたの金額的な負担は変わりません。が、ふるさと納税で寄付をすれば、その金額分翌年の税金が安くなるために追加での負担がなく、地方自治体を応援できる、ということなんです。

寄付できる枠(上限額)は収入によって決まり、2000円は手数料的に国庫に収まるのはどなたも共通です。
上限額を超えてしまった分については単なる寄付となり、税金は引かれませんので注意が必要です。

ふるさと納税人気の理由2、返礼品がもらえる!

理由1の説明だけでは、まだそのおトクさがピンと来ない人もいるかもしれませんね。

ふるさと納税が真におトクな理由はズバリ「返礼品がもらえること」です!

地方自治体の多くは「うちに寄付してくれてありがとう! お礼にこれをあげますね」という形で寄付者に返礼品をプレゼントしています。

この返礼品は多くは肉、野菜、米などの特産品なので、そういったイメージを持つ人も多いでしょう。中には家電やファッションアイテムなどもあり、大人気となっているんですね。

ちなみに誤解しがちなのですが、5万円の寄付で2万円の返礼品をもらっても損はしていません。だってふるさと納税をすれば、翌年の税金から引かれるんでしたよね?

ふるさと納税で払うお金は実質2000円ですから、わずか2000円の負担でこれらの返礼品がもらえるというわけなのです!
もちろん、上限額以内であれば複数の自治体に寄付することが可能です。

結局支払うお金が大して変わらないのに、さまざまな返礼品がもらえるのならやらなきゃ損だと思いませんか??

【ふるさと納税の上限額のチェックと具体的な手順について】

「ふるさと納税についてはわかった。でもふるさと納税できる人の条件があるんじゃないの?」
などと思った人もいるかもしれません。

ご安心ください、ふるさと納税は収入がある人なら誰でもできます!
個人事業主も、サラリーマン世帯ももちろんOK!

以下の表を参考にして、ぜひご自分のふるさと納税できる上限額を調べてみてください。

総務省ふるさと納税ポータルサイトより)

次に、ふるさと納税を行う具体的な手順について、簡単に説明しておきましょう。

①自分がふるさと納税できる上限額を知る

→先ほどの表や、サイトなどを利用して計算してみてくださいね。
ふるさとチョイス控除金額シミュレーション
さとふる控除シミュレーショントップ

②各種ポータルサイトなどを利用してふるさと納税をする

→2017年現在、ふるさと納税を簡単に行うためのポータルサイトが数多くオープンしています。これらのサイトを利用すれば、インターネットショッピング気分で、気軽にふるさと納税ができます。

〈ポータルサイト一覧〉

ふるさとチョイス

さとふる

ふるなび

noma-style

楽天ふるさと納税

③ワンストップ特例申請書を提出する(もともと確定申告をしている人or6団体以上に寄付を行った人以外)

→確定申告をしない人はワンストップ特例申請書を、寄付した団体に提出しなくてはいけません。
マイナンバーカードのコピーなどの添付資料を同封の上、提出しましょう。
ワンストップ特例申請のダウンロードはこちらから

ちょっと面倒くさく感じるかもしれませんが、これらの手続きを踏んでも余りあるほどにおトクな制度であることは間違いありません。

【時間がない方のためのまとめ】

●ふるさと納税は地方自治体の実入りを増やすための寄付制度!
●おトクの理由1→実質負担がほとんどなく、2,000円のみで地方自治体を応援できる!
●おトクの理由2→地方自治体から寄付のお礼として特産品や家電などの「返礼品」がもらえる!
●自分の寄付できる上限額を調べ、その範囲で各種ポータルサイトからショッピング気分で簡単に寄付(ふるさと納税)できる!

【まとめ】

ふるさと納税の仕組みのわかりやすい解説、いかがでしたか。

本文ではふるさと納税のおトクを強調してしまいましたが、ふるさと納税は「地域を応援する」という意味があります

事実、寄付者がその寄付金(税金)の使い道についても選べる制度は他にありません!
おトクな返礼品をもらいながら、あなたの気になる地域を応援すれば、あなたもその地域も両方嬉しいのですよ。ぜひあなたもふるさと納税を始めましょう。

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